毎日ヨーグルト食べてるけど、どんなヨーグルトを選べばいいかな。
ヨーグルトの健康作用やダイエットへの作用はどんなものがあるの？
スーパーやコンビニで手軽に買えるヨーグルト。毎日食べている方も多いのでは。何気なく食べているヨーグルトですが、どんなダイエットに良い効果があるのでしょうか。また、食べるタイミングはいつがいいかなど、ヨーグルトのダイエットへの取り入れ方を紹介します。
ヨーグルトに含まれる栄養素
ヨーグルトは、たんぱく質、ビタミン、カルシウムなど、栄養バランスに優れた牛乳の栄養に加え、乳酸菌の作用によって、さらに、栄養効果や健康効果が高まっているのが特徴です。。
ヨーグルト100ｇに含まれる栄養素
| エネルギー(kcal) | たんぱく質(g) | 脂質(g) | 炭水化物(g) | カルシウム(mg) | マグネシウム(mg) | |
| ヨーグルト/全脂無糖 | 56 | 3.6 | 3 | 4.9 | 120 | 12 |
| ヨーグルト/低脂肪無糖 | 40 | 3.7 | 1 | 5.2 | 130 | 13 |
| モリブデン(μg) | ビタミンB1(mg) | ビタミンB2(mg) | ビタミンB6(mg) | ビタミンB12(μg) | |
| ヨーグルト/全脂無糖 | 4 | 0.04 | 0.14 | 0.04 | 0.1 |
| ヨーグルト/低脂肪無糖 | 4 | 0.04 | 0.19 | 0.04 | 0.1 |
※食品成分データベースより引用
ヨーグルトのダイエット・健康に良い効果
腸内環境を改善する
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、人にとって良い働きをする細菌です。ヨーグルトに含まれる乳酸菌を毎日摂取することにより、腸内の善玉菌が増え、腸内環境を改善する作用があります。腸は「第二の脳」といわれるほど、体にとって重要な器官です。腸は脳に次いで神経細胞が多く集まっており、腸の不調が脳に反映され、脳に受けたストレスが腸に反映されるなど、腸と脳は密接に関連し合っています。腸内環境を改善し、腸の健康を保つことで、全身の健康に良い影響を与える効果が期待できます。
便秘の予防・改善
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は腸内を酸性する作用があり、悪玉菌の繁殖を抑え、善玉菌を増やす働きがあります。腸内が酸性になることで、腸が刺激され、腸の運動が活性化し、便を排出する働きが高まります。
免疫力のアップ
腸には免疫細胞が7割集まっているといわれています。乳酸菌により腸内環境が整うことで、免疫力を高める効果が期待できます。マウスを使った実験によると、乳酸菌が免疫細胞を活性化する働きがあることがわかっているそうです。また、乳酸菌を摂取すると、インフルエンザにかかる割合が低くなったり、ワクチンの効果を高める作用があることが確認されています。（※やさしいLPS HPより引用）
基礎代謝の向上
腸内環境が整うと、基礎代謝が上がりやすくなります。腸内環境が整えられると、食べたものの栄養素をエネルギーに変える働きがアップします。基礎代謝が高まることで、消費エネルギー量が増え、痩せやすい体づくりが期待できます。
肌荒れの予防
腸内環境が悪化し、悪玉菌が増えると、悪玉菌が有害物質を作り出されます。有害物質は、血液を通して全身をめぐり、肌荒れの原因となります。腸内環境を改善することは、肌荒れの予防にもつながります。
ヨーグルトのダイエットの取り入れ方
ヨーグルトの種類
ダイエットにヨーグルトを活用する場合は、無糖で低脂肪のものの方が良いといわれています。ただし、低脂肪のヨーグルトは、ヨーグルトの量が少なくなっており、腸内環境の改善が見込めないという説もあります。自分に合うヨーグルトを試して、選ぶのが良いですね。
ヨーグルトの乳酸菌
ヨーグルトには様々な乳酸菌が含まれており、その種類によって効果も異なります。自分に合った乳酸菌を見つけると、さらに良い効果が期待できます。2週間ぐらい同じヨーグルトを試してみて、効果があったものを選ぶと良いとされています。
こちらのサイトに各乳酸菌の効果の一覧が掲載されていますので、参考にしてください。
ヨーグルトを食べるタイミング
朝食べた場合
朝ヨーグルトを食べると、腸を活発にし、便通を改善する効果が期待できます。また、食後にヨーグルトを食べた方が、胃酸の影響が弱くなり、生きたまま乳酸菌を腸内に届けられる可能性が高くなります。
夜食べた場合
腸内の腸壁の細胞が修復される腸のゴールデンタイムは、起床してから15～19時間後といわれています。夕食後にヨーグルトを食べることにより、就寝中に乳酸菌が働いて腸の働きが活性化する働きが期待できます。ただし、寝る前に食べてしまうと、消化に悪く、睡眠にも良い影響を与えないため、就寝の2時間前には食べ終わるようにしましょう。
ヨーグルトの食べ方
ヨーグルトを温めて食べると、栄養素の吸収が良くなると言われています。レンジで40秒ほど温め、大体40度ぐらいの温度にしましょう。
1日にヨーグルトを食べる量は大体100gぐらいが目安です。食べ過ぎると脂質やカロリーの摂り過ぎに繋がりますので、注意しましょう。
全身の健康・美肌・ストレスに関係する腸の環境を整えるヨーグルト。是非、ダイエットに取り入れて、健康的にダイエットを行いたいですね。
ダイエット中の食べ物の記事は以下の内容も参考にしてください。
