
卵がダイエットに向いているって本当?

ゆで卵ダイエットってどんなダイエット?
卵がダイエットに向いている食材という事は、ご存知ですか?栄養豊富で低コスト、低糖質などダイエットには嬉しいメリット沢山あります。
卵がダイエットに向いている理由、卵を使ったダイエット「ゆで卵ダイエット」について、紹介します。
卵がダイエットに向いている理由・メリット
完全栄養食品
卵は、ビタミンCと食物繊維を除いた栄養素がすべて含まれている「完全栄養食品」です。栄養バランスに優れているため、ダイエットに向いている食品だと言えます。
アミノ酸スコアが高い
良質なたんぱく質を示す数値としてアミノ酸スコアというものがあります。アミノ酸スコアは、食品に含まれるたんぱく質の量と必須アミノ酸がバランス良く含まれているかを数字で表した指標です。卵のアミノ酸スコアは100ですので、良質なたんぱく質を持った食品です。
たんぱく質は筋肉の元となる栄養素です。良質のたんぱく質を摂取し、適度な運動をすることで、筋肉量を増やし、代謝をアップさせる効果が期待できます。
低糖質・低カロリー
糖質が高い食べ物を食べると、食後の血糖値があがり、体に脂肪をため込みやすくなってしまいます。卵の糖質は1個0.2gと、とても低いのが特徴です。また、カロリーも1個76kcalです。低カロリー、低糖質なので、糖質制限ダイエットにも向いている食品です。
ビタミンB群が含まれている
卵には、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6が含まれており、それぞれ、糖質や脂質、たんぱく質の代謝を高める作用があります。代謝が高いとエネルギー消費量が増えるため、瘦せやすい体づくりが期待できます。
低コストで手に入れやすい
卵はスーパーなどで手に入りやすく、また、1パック10個入りで、200円ほどです。手に入りやすく、低コストなのも、卵のメリットです。
腹持ちが良い
固ゆでのゆで卵は、胃の中に3時間ほどとどまるため、腹持ちが良いといわれています。
ゆで卵ダイエットの方法
ダイエット向きでメリットが沢山ある卵で、どのようにダイエットを行えばよいでしょうか。
おすすめなのは、「ゆで卵ダイエット」です。
ゆで卵ダイエットは、3食のうちの1食をゆで卵に置き換えるか、1食の主食を卵に置き換えるというダイエット方法です。また、間食・おやつを卵に置き換えるというやり方もあります。
1食をゆで卵3個に置き換えた場合のカロリーは、228kcalなので、1食500kcalだった場合、272kcalもカロリーを控えることができます。主食を卵2個(152kcal)に置き換えた場合、ご飯1膳がおよそ「240kcal」なので、88kcalのカロリーを控えることができます。
卵を食べる量ですが、1日あたり2~3個を目安にしましょう。
ゆで卵ダイエットを続けるポイント
卵を固ゆでにする
卵を固ゆでにした方が、胃に長くとどまるため、空腹感をまぎらわすことができます。また、固ゆでの卵をよく噛むことで、満腹中枢を刺激し、空腹感を感じにくくします。
味のアレンジをする
ゆで卵は塩で食べるのが定番ですが、毎日続けると飽きてしまいます。煮卵にしたりなど、味付けを工夫すると、飽きずに続けやすくなります。
運動を行う
卵は良質なたんぱく質を持っており、良質なたんぱく質は筋肉の元となります。運動も取り入れることで、筋肉量のアップが期待できます。
ゆで卵ダイエットの注意点
栄養バランスに気をつける
完全栄養食品の卵ですが、卵ばかり食べていては栄養が偏ってしまいます。ゆで卵の置き換えは1食までにしましょう。また、卵にはビタミンCと食物繊維が含まれていません。野菜・果物などで、必要な栄養素を摂るようにしましょう。
調味料の種類に気をつける
カロリー制限を目的とする場合は、マヨネーズなど高カロリーな調味料を使い過ぎないようにしましょう。また、塩・しょうゆなども摂りすぎるとダイエットの妨げになります。摂り過ぎには気をつけましょう。
ゆで卵ダイエットのデメリット
おならが臭くなりやすい
卵に含まれるたんぱく質は、動物性たんぱく質です。動物性たんぱく質を摂りすぎると、悪玉菌が増え、おならが臭くなることがあります。腸内環境を整えるために、味噌やヨーグルト、キムチなど発酵食品を食べるようにしましょう。
便秘になりやすい
卵には食物繊維が含まれていないため、食物繊維を意識して摂らないと、便秘になりやすくなります。食物繊維を意識して摂り、腸の調子を整えましょう。
ダイエットに多くのメリットのある卵をうまく使って、ダイエットを成功させたいですね。
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