
アボカドが大好きだけど、ダイエットによい効果はあるのかしら

ダイエットに取り入れるなら、どんな食べ方がよいのだろう
アボカドは「森のバター」、「食べる美容液」と言われるほど、栄養豊富な果物です。
アボカドにはダイエットに良いどんな効果があるのでしょうか。また、どんな食べ方が効果的でしょうか。
アボカドのダイエットに関する効果、食べ方について紹介します。
アボカドってどんな果物?
アボカドは野菜だと思われていた方も多いと思いますが、分類的には果物です。農林水産省の定義で、木になるものは「果物」と分類されているためです。
中南米が原産で、その種類はなんと500種以上もあるそうです。日本の市場に多く出回っているのは、メキシコ産の「ハス」という品種のアボカドです。
アボカドは、豊富な栄養素から、「森のバター」と言われています。その栄養価の高さはギネスブックに記載されているほどです。
アボカドには、約20種類のビタミンとミネラルが含まれています。また、脂肪分が多いですが、その脂肪分は不飽和脂肪です。適度に食べる分には、悪玉コレステロールを下げるのに効果があるとされている体に良い脂肪です。
アボカドのカロリーは、1個(200g)で、352kcalです。半分(100g)で、176kcalとなります。ご飯1膳が約240kcalなので、1個食べてしまうと、ご飯1膳よりも多いカロリーを摂取することになります。ダイエット中は食べ過ぎに気をつけたいですね。
アボカドのダイエットに関する効果
低糖質
アボカドの糖質は、100gで0.8gと非常に少ないです。糖質制限ダイエット中にもおすすめの食べ物です。糖質が少ないと食後の血糖値があがりにくく、体が脂肪を蓄えるのを防ぐ効果が期待できます。
糖質制限ダイエットについては、こちらの記事もぜひ参考にしてください。


不溶性食物繊維と水溶性食物繊維が含まれている
アボカドには、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方が含まれています。不溶性食物繊維は、腸内で水分を含んで便の量を増やすので、便秘解消の効果が期待できます。水溶性食物繊維は、食後の血糖値の急激な上昇を抑える効果やコレステロールを体外に排出する効果があります。また、腸内で善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える働きもあります。
満腹感を高める
アボカドに含まれる水溶性食物繊維は腸内をゆっくり移動するので、お腹がすきにくく、食べすぎを防ぐ効果があります。海外の大学での研究による実験では、アボカドを食べたグループは食欲が28%減少したという結果になったそうです。
糖質や脂質の代謝をサポートする
アボカドには糖質の代謝を助けるビタミンB1や脂質の代謝を助けるビタミンB2が含まれています。
不飽和脂肪酸が含まれている
アボカドに含まれる不飽和脂肪酸は、血中コレステロール値を低下させる効果や悪玉コレステロール値を下げる効果があります。
その他の効能
その他にもアボカドには、健康やダイエットに役立つ栄養素が含まれています。
ビタミンK・・・骨の健康を促進する
葉酸・・・うつ病の予防
ビタミンE・・・体の炎症を抑える、抗酸化作用
カリウム・・・むくみの改善、高血圧の予防
ルテインとゼアキサンチン・・・目の健康
アボカドの効果的な食べ方
食事の前にアボカドを食べる
アボカドには満腹感を高める効果があるので、アボカドを食事の前に食べることにより、食べ過ぎを防ぐ効果が期待できます。また、アボカドは食物繊維が豊富なので、食事の前に食べることで、血糖値の上昇を抑える効果も期待できます。
他の食品の代用として使う
他の食品の代用として使うことで、体に良い脂肪を取り入れたり、食物繊維を摂取することができます。
・バターやクリームチーズの代わりにトーストやベーグルにアボカドを塗る。
・ミルクの代わりにスムージーにアボカドを入れる。
・チーズの代わりにアボカドをサラダに使う。
注意点
・アボカドはカロリーが高いため、食べ過ぎると太ってしまう可能性があります。ダイエット中は1日1/2個か、多くても1日1個までにしましょう。
・アボカドは消化に時間がかかるため、夜寝る前に食べない方がよいといわれています。
アボカドには驚くほど沢山の栄養素は含まれていますね。まさに、スーパーフルーツです。アボカドの豊富な栄養を活用して、ダイエットに役立てたいですね。
ダイエット中の食べ物の記事は以下の内容も参考にしてください。



